ここでは、精神科で働いている看護師から聞くあるある話を紹介していきましょう。
まず1つ目は、「恋愛が多い」ことです。
患者さん同士での恋愛、患者さんが看護師やドクターに恋愛、パターンはいろいろありますが、とにかく他の科に比べると多いんです。心が弱っているとき、話を聞いてもらったり人に優しくされると誰でも依存してしまうことってありますよね。
精神科の患者さんは特に心の病気を抱えている人が多いので、少しでも優しくされたりするとすぐに好意を抱いてしまいがちです。そこから恋愛に発展するケースが多く、精神科の病棟内でよく恋愛の現場を見かけたり、人から話を聞いたりすることもあるようです。
場合によっては、揉め事の仲裁にはいらなければならないこともありますが、いろいろな恋愛話が聞けるのも楽しみだったりします。なかには患者さんからラブレターをもらったという看護師やドクターもいるみたいですね。
2つ目は、「男性看護師がカッコよくみえる」ことです。
他の病棟に比べて、精神科病棟は患者さんの動きが激しくなることもあり、女性の力では対処が難しい場面も多いことから、力作業ができる男性看護師が配属されやすい傾向があります。薬の副作用で暴れてしまう患者さんもいるのですが、そんな時に男性看護師が対応してくれると、いつもの何十倍も頼もしくかっこよく見えてしまうようです。
3つ目は、ついつい「カメラの場所をチェックしてしまう」ことです。
精神科病棟には、自分や他者に危害を与えてしまう患者さんの部屋などに、監視カメラがついていることがあります。普段からカメラのある環境で働いていることで、仕事場を離れても「ここにカメラが設置してあるな」とカメラの設置場所をついつい確認してしまうのも精神科看護師によくある話です。